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Small Talk

2010 December

2010年12月28日

Scoop!

片山右京氏、南極大陸最高峰ビンソンマシフの登頂に成功!

12月26日14時頃(日本時間27日午2時頃)、冒険家・レーシングドライバーの片山右京氏(ファウストA.G.スーパーバイザー)が、南極大陸最高峰ビンソンマシフ(4892m)の登頂を果たした。
片山氏は12月11日に日本を出発し、チリのプンタアレナスから飛行機で、現地時間16日に南極大陸のパトリオットヒルズに到着。ビンソンマシフでは、約4000m地点のハイキャンプで悪天候に見舞われ、山頂へのアタックを約1週間見合わせざるを得なかったが、天候が好転。26日午前9時頃、晴天の中、ガイドと2名で山頂へのアタックを開始し、約5時間後に山頂に到達した。

今回のビンソンマシフ登頂により、片山氏は七大陸最高峰のうち、5座※を制覇したことになる。
※1996年モンブラン(4810m)、1998年アフリカ大陸キリマンジャロ(5895m)及び、ヨーロッパ大陸エルブルース(5642m)、2008年北アメリカ大陸マッキンリー(6194m)、2009年南アメリカ大陸アコンカグア(6959m)に、それぞれ登頂。

片山氏は2009年12月、富士山にて南極挑戦に向けたトレーニング中に不運にも遭難し、仲間の男性2名を目前で亡くすという事故に見舞われた。その後は活動を休止していたが、警察の事故捜査の終了と、遺族の理解も得られたことを受けて、ゆっくりと活動を再開していた。
当クラブでは、9月に片山氏とカート&キャンプのイベントを共催し〈その模様はコチラ〉、出発直前の12月2日には、当クラブ主催「ファウストA.G.アワード2010」授賞式にてプレゼンターも務めていただいた〈その際のスピーチはコチラ〉。

まさに不屈の精神、まさにファウスト魂の代弁者、逆境を乗り越えて冒険を成し遂げた片山右京氏に、ファウストA.G.は最高の敬意を表したい。

Data

片山右京氏公式ブログ
http://ukyo-katayama.cocolog-nifty.com/ukyo/

Text:Faust A.G.

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2010年12月16日

Web

 「エルメネジルド ゼニア」の新たな挑戦、
待望のオンラインストアがオープン!

「世界で最も美しいテキスタイルを作りたい――」
1910年、そんな熱き志を持った18歳の若き起業家がビエラ・アルプスの町トリヴェロに創業したのが、自らの名を社名に付した「エルメネジルド ゼニア」だった。それから一世紀。イタリアを代表するメンズラグジュアリーブランドに成長した「エルメネジルド ゼニア グループ」は、新たな歴史のスタートを切ろうとしている。
12月9日よりオープンした「エルメネジルド ゼニア オンラインストア(ZEGNA ONLINE STORE)」をクリックしてほしい。そこには、エルメネジルド ゼニアが培ってきたシックで洗練されたブランドイメージが表現されている。フォーマルウエア、カジュアルウエア、そしてアクサセリーまで、2011年の春夏コレクションから機能的デザインをコンセプトとしたアクティブウエアが次々に画面に現れ、オンラインストア上での購入が可能となった。
また創業100周年を記念したセンテニアルコレクションは、来年(2011年)1月中旬までオンラインストアで限定販売されている。さらに記念としてiPadケースも限定販売。エルメネジルド ゼニア グループが取り組む、デジタル化へ向けた新たな事業展開について、4代目の最高経営責任者エルメネジルド ゼニアはこう語る。
「今日、グローバルな視野を持つデジタルマーケティングは、当社のブランド戦略の基本的な柱として、欠かせない存在です。お客様に、ゼニアワールドを世界的な規模で体験していただくために、活動をさらに進展させています。『ゼニア オンラインストア』のオープンはブランド革新の自然な流れであり、当社の歴史の第二世紀をスタートする真のファーストステップでもあるのです。ゼニア グループは、改めて、最高級の製品とお客様への行き届いたサービスの追求に邁進します」。
創業当時の熱き志はいまも続く。エルメネジルド ゼニアの今後の展開に注目したい。

エルメネジルド ゼニア グループ
今年創業100周年を迎えたエルメネジルド ゼニア グループは、現在4世代目のファミリーが経営に携わる。1990年代の終わりから垂直統合システムの包括的な戦略を実行し、ファブリックからプレタポルテ、アクセサリーまでを展開するグローバル ラグジュアリー ブランドを構築。小売事業に注力して、新興ラグジュアリー市場では、BRIC諸国のなかでも中国に、いち早く進出したパイオニアであり、1991年には、ラグジュアリーブランドとしては中国初となる単一ブランドを扱うショップをオープンした。 現在、エルメネジルド ゼニア グループは、86ヶ国において555以上の販売拠点を展開し、うち300以上が直営店だ。

Data

問い合わせ先
ゼニア ジャパン
http://www.zegna.com/

Text:Faust A.G.

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2010年12月16日

Event

日本にいながらスコットランド・スカイ島、冒険の旅へ
クラヤミ食堂、盛況のうちに終了!

暗闇の中、いつの間にか目の前(?)にグラスが運ばれ、スコッチウィスキーの芳香が鼻孔をくすぐる瞬間、あたかも自分がスコットランド・スカイ島にいるかのような感覚に包まれる――。

「ディスカバー・タリスカー・ウィズ・クラヤミ食堂」(以下クラヤミ食堂)は、視覚を完全に遮断するアイマスクをした状態で食事を楽しむ、テイスティングイベントだ。しかし、単に“目隠しで食事”だけのイベントではない。そう思って参加した人がいたら、いい意味で裏切られたことだろう。
クラヤミ食堂は、視覚を奪う一方で、強く聴覚・嗅覚・味覚に訴えかけることで――具体的にはMCによる誘引トーク、リアルな効果音と音楽、そして印象的な料理とスコッチウィスキー「タリスカー」で――スカイ島への旅を疑似的に創出し、あたかも現地にいるように錯覚させる、いわばバーチャルトリップイベントだ。
打ち寄せる波音、草木を踏みしめ歩く足音、炉の薪がはぜる音や鳥の声。加えてソーダ割りやロック、ミストなど様々なスタイルで供されるタリスカーが、スカイ島の香りを運び、参加者たちを旅へといざなうわけである。
また、カップルや知人同士で参加しても、別々のテーブルに座らされてしまうことも、暗闇の世界に没頭させる、うまい演出だ。参加者は、たまたま同じテーブルについた初対面(と言っても声しか聞こえないわけだが)の参加者と会話をしながら、文字通り手探りで食事を楽しむことになる。
「味覚と嗅覚のみの食事は、いつも以上に味わいと香りに集中しますね」。出席者からは、そんな声が多く上がっていた。かくいう筆者も、このイベントに参加して羊肉独特の匂いを再認識させられた一人だ。
視覚をあえて遮断することで訪れる異世界への旅、第3弾の開催が楽しみな新感覚のイベントだった。

 

料理は、海鮮のカルパッチョ、汐の香ソースかけや、エルブドプロバンスを使ったハーブをきかせたスペアリブなど、視覚を遮断された分、味覚と嗅覚に自然と集中して味える。また思わず料理を手で探り、触れながら食べるのも、いつも以上に味わいを感じさせる要因のようだ。右写真:タリスカーは、ソーダ割り、ミストスタイル(クラッシュアイス)、オレンジピールをきかせて、など5種類のスタイルで料理に合わせて提供され、楽しみの幅の広さを見せた。

 

Data

DISCOVER TALISKER with クラヤミ食堂
http://www.talisker.jp/news/news1008_01.html
※同イベントは終了しています。
日時:2010年10月29日~11月6日 
会場:東京=スタジオテーブルタキトー/大阪=堂島ホテル
定員:東京=1回45名(計225名)/大阪=1回75名(計150名)

Text:Faust A.G.

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2010年12月16日

Golf

「第3回オーデマ ピゲ ジャパン カップ」にてファウストも紳士な交流

12/13、イーグルポイントゴルフクラブ(茨城)にて開催された「第3回オーデマ ピゲ ジャパン カップ」。ゲストに片山晋呉プロを迎え、130名が参加。ファウスト会員も、キャプテン西林基樹氏らゴルフチーム〈パールオープン挑戦組〉を中心に参戦した。ゴルフチームは2010最優秀ファウスト・チーム賞を受賞した〈詳細はコチラ〉猛者たちだが、優勝には惜しくも届かず(18ホールストロークプレー/新ぺリア方式)。オーデマ ピゲ ジャパン代表の麦野豪氏とともに、紳士なプレイで交流した。
なお、2011年はオーデマ ピゲとファウストA.G.の共催で、ゴルフコンペの年間シリーズ戦を計画中。チャンピオンシップにより年間優勝者も決め、“ふさわしい特典”も授与予定。待て、詳細!!

開会式での記念撮影。
片山プロとオーデマ ピゲ ジャパン代表・麦野氏の始球式。

Data

Text:Faust A.G.

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2010年12月 9日

Event

ワインスペシャリストと語らう夜、
カリフォルニアワインの誘い

11月のとある夜。西麻布の「Bar Rm.39(ルームサンキュウ)」にて、ファウスト会員をはじめとする紳士淑女らを招いて行われた「カリフォルニアワインの夕べ」。
すでにワイン産地として評価の高いナパ・バレーより到着した、カルトワインの「PORTFOLIO(ポートフォリオ)」と「Brue Family(ブレファミリー)」が特別に振る舞われるとあって、会場は早々に盛況となった。

Bure Family `Majesty’2008 ¥14800(税別) / PORTFOLIO 2006 ¥24000(税別)。写真はPORTFOLIO 2006。

カルトワインとは、1990年代以降、年間200~2000ケース規模の少量生産されたワインで、評論家ロバート・パーカー氏などのお墨付きもあって一気に入手困難となったワインのこと。ここ数年はコレクター垂涎のアイテムとしても注目されている。
会場にはゲストとして、ワインスペシャリストである渡辺順子さんを迎え、「PORTFOLIO」と「Brue Family」についてのワインにまつわる、おいしい話が披露された。「カリフォルニアワインは甘みがあって、ビロードのようであり、シルキーな口当たりが特徴です」「結局、果実味がなければ、いいワインとは言えません」etc……。世界最大のオークションハウス、NYクリスティーズにおいて、アジア人初のワインスペシャリストに選ばれた彼女のウイットに富んだ解説に、招待客も終始満足げな表情で聞き入っていた。
ちなみに「PORTFOLIO」は、元オーパスワンの製造責任者が最良の畑の、最良の区画で収穫できる葡萄だけを厳選。年間わずか3000本という少量生産ならではの手法を駆使して造りあげている。一方、元プロホッケープレーヤーとしてアメリカンドリームを体現したオーナーが、その情熱のすべてを注ぎこんで造ったのが「Brue Family」。ワイナリーはナパ・バレーの一等地に位置するセントヘレナ地区に広がっていてる。
今宵、おいしいワインを存分に堪能しながら、渡辺順子さんとの談笑でもひとしきり楽しんだ招待客。彼らは和やかな雰囲気に包まれながら、会場を後にしていった――。

 

画像

渡辺順子(わたなべ・じゅんこ)
ニューヨーク移住。フランスでのワイン留学後、2001 年より世界最大オークションハウス、ニューヨーク・クリスティーズでアジア人初のワインスペシャリストとして活躍。2009 年に退社し、ワイン・コンサルタントとして独立。ワイン投資のアドバイザー及びセラーを管理するセラーマネジメントを行う。欧米のコレクターやワイン商と取引し、アジア諸国に向けて事業展開中。近著にプレミアムワインを知り、楽しみたい人のための入門書『日本のロマネ・コンティはなぜ「まずい」のか』(幻冬舎ルネッサンス)がある。五大シャトーはもちろん、カルトワイン、スーパータスカンといった新プレミアムワインの知られざる世界を紹介している。また、ゲーム感覚でワインの知識が身につく、世界初のiPhone向けワインアプリ『プレミアムワイン』(http://itunes.apple.com/jp/app/premium-wine/id401617999?mt=8)もリリースしたばかり。こちらも必見! 渡辺順子オフィシャル・ワイン・ブログ(http://www.wguide.jp/

Data

プレミアムワイン株式会社 http://premiumwine.co.jp/
株式会社ミライズ http://www.mirai-z.com/

Text:Faust.A.G.

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2010年12月 9日

Rsort

SLHブランドがアジアに注力、
日本から2軒のホテルが仲間入り!

その確かな選定が世界中のセレブリティに認知され、近年急成長を続ける「スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下SLH)」。1991年に誕生以来、客室が平均48室という、いわゆる「独立系の小さな高級ホテル」ばかりを世界中から厳選。毎年数百軒の加盟の申し込みがあるにも関わらず、最終的に加盟を許されるホテルは20軒前後。さらに、その狭き門をくぐり抜けた後にも定期的な審査、採点が繰り返されるという徹底ぶり。またSLHが特徴的なのは、加盟しているホテルのほとんどが独立系ゆえ、いずれも独自のスタイルとコンセプトを打ち出し、他にはない個性豊かなラインナップが揃っている点だろう。
今年は、日本、中国、インドをはじめとする、アジア市場での基盤強化に注力したSLH。結果的に例年よりも多い47軒のホテルが新規加盟された。そのうち日本では、「星のや 軽井沢」、「星のや 京都」、「ホテルラ・スイート神戸ハーバーランド」に続き、奈良の「登大路ホテル」、福岡のラグジュアリーホテル「ホテル イル・パラッツォ」が新たにSLH ブランドとなった。国内の加盟ホテルは現在5軒。今後もSLHは、アジア市場をブランド開発の重要な戦略拠点と考え、そのなかでも日本を最大のマーケットと位置づける。この一環として、英語以外で初の日本語によるSLHツイッター(http://twitter.com/SLHHotels_JP)を他国に先駆けてスタート。
もちろん、アジア市場のほかにもドイツ、南フランス、バルセロナ、イスタンブール、アメリカといった国々でも新規加盟を拡大中だ。11月現在で、世界75ヶ国、計519軒の加盟実績を誇り、予約数も前年比16%増、業績は12%の伸びを記録した。
最先端のデザインホテルから古城ホテルまで、また都心の隠れ家ホテル、プライベートアイランドのリゾート、歴史の香り漂うカントリーハウス……、いずれにしても、あなたを待っているのは、約束された優雅なホテルライフ。それぞれの国や地域を舞台にSLHブランドがもてなす極上のひとときを、ぜひ一度体感してほしい。

上段左から、登大路ホテル(奈良)、ホテル イル・パラッツォ(福岡)。下段左から、星のや軽井沢(軽井沢)、星のや京都(京都)ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド(神戸)

Data

・星のや軽井沢(軽井沢)www.slh.com/hoshinoyakaruizawa

・星のや京都(京都)www.slh.com/hoshinoyakyoto

・ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド(神戸)www.slh.com/lasuitekobe

・登大路ホテル(奈良)www.slh.com/noborioji

・ホテル イル・パラッツォ(福岡)www.slh.com/ilpalazzo

問い合わせ先:スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド
TEL:0120-558-673

URL: www.slh.com

Twitter: http://twitter.com/SLHHotels_JP

Text:Faust.A.G.

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