Small Talk
2009 January
2009年1月29日
Car
1950年代の希少モデル ブガッティ がオークションに
英国ニューカッスルにて、ガレージで半世紀もの間眠っていたブガッティが発見された。ところがこのブガッティは、当時17台しか生産されていなかった Type 57S Atalanteであることが発覚。2月にパリにて競売大手ボナムズ(Bonhams)のオークションにかけられることとなり、専門家の間では、落札価格は600万ポンド(約8億円)とも予想されているという。AFP通信が報じている。
もとの所有者である外科医のハロルド・カー(Harold Carr)氏は、このクルマを1950年代に購入し、車庫に置きっぱなしにし、ほぼ乗ることはなかった模様。カー氏が2007年に死去し、甥が車庫を掃除した際に、非常に良好な保存状態で発見された。
これを落札する次のオーナーは、この幻の車をコレクションに加えて眺めるのか、はたまた乗り込んでクラシック・レースに出場するのか。Faustならば車庫に眠らせはしないだろう。
2009年1月29日
Event
100人のスノーボーダーが頂上から大滑走
エナジードリンクブランドの「レッドブル」は、スノーボーダー100人が同時にゲレンデを滑り降るレースイベント「Red Bull Snow Charge」を開催する。
レースは、会場となるアルツ磐梯の頂上に設置されたスタート地点に、ボード未装着の状態で100名のスノーボーダーがスタンバイ。合図とともにスタートし、並べられた100名分のボードの中から自分のボードを探し出して装着する、いわば変則ル・マン方式を採用。後は2.5kmのコースを滑り降りたゴール地点への到着順位を競うというもの。
エントリーは、イベント当日の会場でのみ受け付け、先着100名。参加資格はプロ、アマ、年齢、性別一切不問。
よろしければ、お子様と参加されてはいかがでしょう。
Data
Red Bull Snow Charge開催概要
日程:2月28日(土) 会場:アルツ磐梯 参加人数:100名
賞金:優勝¥100,000、準優勝¥50,000、第三位¥30,000
※当日同会場では「NISSAN X-TRAIL アジアオープン2009 スノーボードチャンピオンシップ」が開催。
※荒天やコース状況により中止の場合あり
参加申し込み方法
レッドブル・ジャパンのホームページ(www.redbull.jp)より、申請書類をダウンロードし、プリントアウトして必要事項を記入の上、当日9:00〜14:00の間にアジアオープンテントビレッジに設けられたレッドブル・テントに提出。なお、申請書類は当日会場にも用意あり。参加費は無料。
問/レッドブル・ジャパン お客様相談室Tel.0120-527-526。
snowcharge@jp.redbull.com
2009年1月22日
Adventurer
英国人最年少エベレスト登山家がモンブラン登頂中に転落死
寄せられる賛辞
今年1月、登山家ロブ・ノートレット氏(Rob Gauntlett)とジェイムス・アトキンソン氏(James Atkinson)(ともに21歳で英サセックス出身)が、モンブランの西側から登山中、転落により死亡した。
ノートレット氏は、2006年、19歳にしてエベレストの登頂に成功、英国人の最年少記録を樹立したことで知られる登山家だった。
その日は4人のパーティで登山に挑んでおり、その中にはノートレット氏とともにエベレスト英国人最年少記録を打ち立てた、ジェイムス・フーパー氏(James Hooper)も同行していた。
フーパー氏によると、そのルートを登る際に4人は2つのペアに分かれ、ノートレット氏とアトキンソン氏は登頂に向け出発したが、フーパー氏のペアは天候が好ましくないと判断し、天候を見守ることに。その後、突然天候は好転したが出発には遅すぎたため、出発を断念し下山。その後、ノートレット氏とアトキンソン氏は落下してしまった模様だという。
「彼とは15歳のときからの親友で、一緒に多くの冒険をしたよ。僕の最高の親友は、短い人生を最高の経験で満たしたんだ」と語り、アトキンソン氏にも「最高のモチベーションを携えたトップガイだ」と賛辞を贈った。
ガントレット氏の母は「息子が大好きなことをしているときに亡くなったことが、せめてもの慰めです」と語っている。
ほんのわずかな判断の差が2つのペアの運命を分けた格好となった。しかし、ノートレット氏の判断が誤っていたか否かは論ずるべきではなく、結果に過ぎない。そうした常に紙一重の判断の積み重ねが、成否と生死の境を分けるのが冒険家の人生だ。ノートレット氏とアトキンソン氏に最大の賛辞を贈りたい。
Space
コロンビア号事故の報告書で、宇宙飛行士の安全性向上をNASAが提言
報告書では、大気圏への再突入時に空中分解したコロンビア号内で、その前に宇宙飛行士7人は死亡していたのか、シャトル内の突然の減圧で意識を失っていたのかは判断できなかったとし、7人の最期の瞬間について詳細に記した。また、宇宙服、ヘルメット、安全ベルトなどは想定より機能しなかったと記している。
また報告書では、現在は手動で開かなくてはならない、打ち上げ時や帰還時に宇宙飛行士が装着するパラシュートは、自動で開くようにすべきと提言。宇宙飛行士たちの生存性の向上を目指している。
冒険家、挑戦者、開拓者たちの勇気と英雄的行動に報いるべく、支援者たちは最大の安全措置を計るべきなのである。
※スペースシャトル・コロンビア号事故…2003年2月1日、コロンビア号が、帰還時の大気圏際突入時、空中分解。登場した宇宙飛行士7名全員が死亡した。原因は、打ち上げ時に外部燃料タンクから剥がれ落ちた断熱材の破片が、左翼部に衝突したことで開いた損傷部に大気圏再突入時の高温の空気が流入し、空中分解に至ったとされる。NASAは事故以来、2年間にわたって打ち上げを中止。この事故を機に、スペースシャトルの安全機能が改良されている。
Data
NASA
http://www.nasa.gov/2009年1月15日
New Product
空を飛ぶ未来型カー、8000万円也
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、デロリアンが空を飛ぶ姿に心躍らされた80年代。あれから20年以上が経過するが、ようやく“空飛ぶ車”が2012年に販売される見通しがついたようだ。
カナダのモーラー・インターナショナル社が開発した「M400 Skycar」は、4シーターの未来型カー。エタノール燃料を使用し、最高時速600km、航続距離1200kmの垂直離着陸機だ。気になる値段は、約 8000万円だという。空から着陸した際には数秒で翼を折りたたみ、車に変身。燃費も8.5km/Lと、ポルシェよりも省エネだとか。
しかし、見た目はデロリアンとはちょっと程遠い。真っ赤なボディはレトロフューチャリスティックだが、どちらかというと“道路上も走れるセスナ機”という印象。操縦もヘリコプターよりも簡単というが、“パワード・リフト”という操縦士免許が必要とのこと。やはりSF映画のように日常化されるには、もうしばらく時間がかかりそうだ。
Data
2009年1月15日
Travel
3月末で日本〜フィジーの直行便が運行停止
記念イベント開催中
これまで成田〜フィジー間は、月・木・土曜の週3回、エア・パシフィック航空の直行便が約8時間30分で結んでいた。往路は成田を夕刻に出発し、フィジーの首都ナンディに翌朝着。復路はナンディを朝に発ち、成田には同日の夕刻着と利用者にとって時間を有効活用できるフライトスケジュール。しかし残念なことに、景気停滞に伴う旅客需要の落ち込みにより、とうとう今年の3月末をもって運航停止が決定された。
ただそこで、3月末までの期間限定にて、素敵なプレゼントがもらえる『fiji me キャンペーン』を開催。天然のミツロウで作られたココナッツ、マンゴー、スターフルーツなど甘い香りのキャンドルのプレゼントと、伝統的なポリネシアン料理を取り込んだフィジアン・ディナーをもれなくご用意。対象ツアーごとのオリジナル特典もお見逃しなく。
成田発着終了までのカウントダウンが始まったフライトは、ゲストのみならず、サービスする側にとっても思い出深いものとなるだろう。いつか彼の地に!!と思われていた皆様、行くのならこの機会に是非!
Data
3月末まで限定。エア・パシフィック航空の『fiji me キャンペーン』について
http://www.airpacific.co.jp/fijime/エア・パシフィック航空
http://www.airpacific.co.jp/2009年1月 8日
Environment
太平洋に地球最大の海洋保護区域誕生なるか!?
ナショナルモニュメントとは、米国が遺跡保存法の元に指定する国立公園に類する完全保護地域のこと。含まれるのは、北マリアナ諸島、マリアナ海溝、サモア・ローズ環礁、中部太平洋の離島群の3海域で、総面積は約50万5000平方km。特に中央太平洋諸島の一つ一つの区域は、フロリダ・キーズのおよそ5 倍のサンゴ種、クジラ、イルカ、ウミガメ、数百種の魚類、数十種の海鳥が生息する非常に美しい区域。
自然保護団体は正式な指定を期待しているが、ナショナルモニュメントにはさまざまな指定レベルがある。指定されたとしても、人や企業の立ち入りさえ完全に禁ずるレベルなのか、はたまた一定の活動が許可されるレベルなのか……。はたして、世界最大の聖なる海域は誕生するのか、その保護レベルに要注目である。
2009年1月 8日
Rsort
シャングリ・ラ ホテル 東京が3 月2 日オープン!
1月7日より開業記念スペシャルプランの先行予約受付開始
香港を拠点とし、「シャングリ・ラ」及び「トレーダース」のブランド名で現在、世界58か所にて人気のラグジュアリーホテルを展開しているシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツが、遂に日本に上陸!
チベットの奥地にあるといわれるミステリアスな桃源郷「シャングリ・ラ」をモチーフにしたホテル施設、サービスは当グループならではのオリジナリティ溢れたものになるという。
開業を記念した宿泊特別プランの先行予約を1月7日より開始しているので、メンバーの皆様にご一報。出来たてのゲストルームに一番乗りしてみてはいかが。
Text : Yoko Obi
プラン名:「ディスカバリ— シャングリ・ラ」
内容:デラックスルームでの宿泊、朝食、フィットネスクラブとプールのご利用、プレミアムギフト
期間:3月2日から4月12日宿泊分まで
料金:一泊あたり11万円+税、サービス料 *1室1名様または2名の利用
Data
シャングリ・ラ ホテル 東京
東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館
http://www.shangri-la.com/jp
お問合わせ及び予約 Tel. 03-6739-7888