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Small Talk

2009 July

2009年7月30日

Contribution

音楽を心の支えに!

伊・ラクイラ震災復興に坂茂が建築で支援

 今年4月、アルフレド・カセッラ音楽院など、学生が多く音楽の街として知られるイタリア中部・ラクイラを襲った大地震。約300人が死亡し、現在も3万人以上が家を失い、住民が避難生活を余儀なくされているラクイラのため、日本が打ち出した支援策の一つとして、建築家の坂茂氏による“紙製パイプ”のコンサートホール建設プロジェクトが進んでいる。駐伊大使の安藤裕康氏から「日本ならではの貢献をしたい」と相談を受けた坂氏はラクイラを度々訪問し、「この街の再建には音楽が欠かせない」と、当初路面電車の駅になるはずだった場所に音楽ホールの建設を決定。紙製パイプは低コストで工期も短い上に、耐震性にも優れ、リサイクル可能というメリットがあり、阪神大震災の際にも同じような建築手法で教会の集会所の建設に成功している。

紙製パイプのコンサートホールの完成は10月末予定。建設費用総額107万ユーロ(1億4千万)のうち50万ユーロは、日本が資金協力を行うが、残りは寄付を募る予定だという。演奏の場を失ってしまった学生たちに、一刻も早く音を奏でることのできるホールを届けるべく、関心のある方は坂茂建築設計あてにEメールか、ファクスにて問い合わせを。

Data

坂茂建築設計
E-mail  europe@shigerubanarchitects.com

Fax    03-3324-6789 

Text:Kana Yokotai(YUBUNSHA)

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2009年7月30日

New Spot

シャングリ・ラ ホテル 東京の

プレジデンシャルスイート遂に解禁。一泊100万円

 

今年3月に丸の内トラストタワー本館に誕生した「シャングリ・ラ ホテル 東京」。6月10日の開業100日を記念して、特別宿泊プラン「100 days Anniversary」を発売中だ。このプランで滞在した宿泊客の中から、抽選で1名に宿泊モニター券がプレゼントされるという36階の「プレジデンシャルスイート」だが、実はここ、ホテルオープン時に完成していたものの、さらに内装のクオリティを上げたいというホテル側のこだわりから、販売予約受付開始にストップをかけ、よりラグジュアリーに仕上げたという噂の客室なのだ。 そのプレジデンシャルスイートが、去る6月末に満を持して解禁され、ついに宿泊可能に。気になる“こだわり抜いた”部分である、より重厚感を持たせるために全面大理石に張り替えたバスルームや、シャンデリアの数を増やしたリビングルームは必見。窓の外に広がる皇居の素晴らしい眺望に加え、晴天には夕日に染まる富士山の美しいシルエットを臨むこともできる。客室面積は269㎡、天井高はフロア2階分というこのスイートは、まるで宮殿で寛いでいるかのような贅沢が都心で実現できるスペシャルルームとなっている。

宿泊料は一泊100万円、同ホテルのホスピタリティを存分に味わえ販売を遅らせるほどにこだわり抜いて完成したプレジデンシャルスイートだ。気になる方はお早めにご予約を。

プラン名:「100 days Anniversary」
内容:デラックスルームでの宿泊、朝食、フィットネスクラブとプールのご利用、記念ギフト
期間:6月10日(水)〜9月17日(木)宿泊分まで
料金:1泊あたり49,665円〜(税、サービス料込) ※1室1名様または2名の利用

Data

シャングリ・ラ ホテル 東京
TEL.03-6739-7888

Text:Kana Yokotai(YUBUNSHA)

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2009年7月23日

Web

ユニーク&ラグジュアリーな旅満載!
「LUXURY CULTURE.JP」キャンペーンサイト

会員限定ウェブマガジン「LUXURYCULTURE.JP」がさる4月15日に一般公開され、話題を呼んでいる。
同サイトは、株式会社ラグジュアリーカルチャー・ジャパンが、“日本の富裕層に新しい冒険を提案する”というコンセプトのもと、パリの出版社ASSOULINE Incと提携して運営。約1000名のVIP会員の多くは、仕事で世界中を飛び回る若き経営者やクリエイター、著名人で、年間100万円以上のファッション消費があり、所得も安定した25歳~40歳の男女だという。
8月7日までの期間限定で公開中のキャンペーンサイトでは、最新ファッションやショッピング、アートの情報も盛りだくさんだが、なかでもユニークでラグジュアリーな旅を提案する「DRAMATIC SEASONS」というコンテンツは一読の価値あり。世界9カ所のフォーシーズンズ ホテル アンド リゾーツと提携し、通常の旅行代理店では扱われないプレミアムなツアーを、美しいビジュアルとトラベルジャーナリストによる臨場感あるレポートで紹介。
例えば「ピラミッドの頂上から満点の星空を恋人と楽しむ、エキゾチックなカイロの旅($4,500)」「ラナイ島の静寂の中でサーフィン、フィッシング、ゴルフを楽しむ欲張りツアー($9,000)」などなど。秘境のリゾートや、スタイリッシュなホテルを探す情報源としても役立てられる。プレミアムな旅好きのファウストな皆様、このウェブサイトは要ブックマークです!

Data

Text:Kana Yokotai(YUBUNSHA)

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2009年7月16日

New Spot

シンガポールの巨大カジノリゾートがいよいよ客室予約スタート

シンガポールのセントゥーサ島に2010年、同国の観光産業にとって大きな起爆剤として期待される、一大プロジェックトがオープンする。総工費66億シンガポールドル(約4,300億円)をかけた巨大複合リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」である。
その全貌の一部が公式サイトで公開され、リゾート内の6軒のホテルのうち、2009年後半より3つのホテルが先駆けて受付を開始するとあり、現在注目を集めている。3つのホテルとは、全室スイートルームの「マキシムズ・タワー」、同リゾート全体の設計主任であるマイケル・グレイヴスがデザインした「ホテル・マイケル」、エレガントでファッショナブルな内装で呼び声の高い「フェスティブ・ホテル」。各ホテルの部屋の様子は公式サイトで見ることができる。

ホテルの他に、マレーシアのゲンティン・インターナショナルが運営する注目のカジノ(詳細は未公開)、世界最大級の水族館、ラスベガスのようなエンターテイメント施設、そして、東南アジア唯一の「ユニバーサル・スタジオ」、最先端技術を駆使した大型議会場、6つのラグジュアリーホテル……。聞いただけで胸が高鳴るアトラクションが盛りだくさんだ。
子供向けのサービスも充実し、会員制プログラム「キッズクラブ」では、イルカとのふれあいセッションや、ユニバーサルスタジオのハロウィーンパーティなど、ユニークなイベントが体験できる。
ファウスト自身にとってはもちろん、お子様がいるご家族にとっても注目のスポット、開業が待ち遠しい。
なお、マリーナベイエリアにもラスベガス・サンズの運営する巨大カジノリゾートが同時期の開業を予定している。

Data

リゾート・ワールド・セントーサ

http://www.rwsentosa.com/indexjp.html

Text:Tomoko Aoki(YUBUNSHA)

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2009年7月 9日

Sky

創立25周年、ヴァージン アトランティック航空と
ANAがコードシェアを運航開始

現在、当サイトでもスペシャルインタビューをアップ中のリチャード・ブランソン卿が会長を務める英国のヴァージンアトランティック航空。今年5月に、創立25周年とともに日本就航20周年を迎えた同社は、今後のさらなる飛躍を目指し、さまざまなイベントやキャンペーンを実施中。
本国では1984年の創立当時をイメージしたTVコマーシャルや広告展開が注目を集めている。コーポレートカラーである真紅のユニフォームとハイヒールを身にまとったゴージャスなキャビンアテンダントたちが、エアポートを闊歩する姿に男性たちの羨望の眼差しが注がれる…。“Still Red Hot”というキャッチコピーが、刺激的な運航開始であった当時の記憶を甦らせるユニークな仕上がりだ。
また、8月からはANAとのコードシェア運航を開始。ANA運航および、ヴァージン運航の東京(成田空港)・ロンドン(ヒースロー空港)線において適用され、一日に計2便が往復することとなる。もちろん両社どちらを利用してもマイレージの加算・利用と、VIPラウンジも相互に利用が可能。これまでANA便を利用してきた人は、この機会に一度ヴァージン運航のコードシェア便に搭乗してみては。ユニークなアメニティグッズや機内映像はもちろん、アッパークラスでのサービスが秀逸。いつでも好きな時に食べられるフリーダムミールサービスや機内バーカウンター、デザイン性溢れる空港ラウンジなど独創的でハイセンスなサービスが供される。
きめ細やかなもてなしに定評のあるANAと、ヴァージンの提携は、151年目を迎える日英間の人・文化交流を、より活発化させることを期待してやまない。

英国で放映のTVコマーシャルはコチラ
http://www.virginatlanticstillredhot.com/popup/tv-ad.html

Data

ヴァージン アトランティック航空

TEL.03-3499-8811
http://www.virginatlantic.co.jp/

Text:Kana Yokota(YUBUNSHA)

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2009年7月 9日

New Spot

「グラミー賞」の世界を体感するL.A.の新名所が誕生

L.A.のビジネス街ダウンタウンが大きく変貌を遂げている。昨年オープンした「L.A. Live」がその象徴。約37万2000㎡の敷地にスポーツ会場、コンサートホール、ボウリング場、ダイニングなどが結集したエンターテインメントの複合施設である。
その中でも特に注目したいのが「グラミーミュージアム(Grammy Museum)」だ。音楽界最高の名誉と言われる「グラミー賞」が、昨年で50周年を迎えた記念に造られたミュージアムである。グラミー賞の歴史を辿りながら、音楽をテーマに様々な側面からその魅力を体験できる、いままでのミュージアムとは全く違う感覚で造られたもの。
同施設を構成する3つのフロアは全て最新テクノロジーを駆使。受賞アーティストの衣装や楽曲に関する展示はもとより、タッチパネル式で手軽にポップスやロックなどの名曲が堪能でき、さらに現役のプロデュサーや、レコーディング・エンジニアのナレーターにより、トラッキングやミキシングの方法を学べるなど、単に音楽を楽しむ以上の一歩踏み込んだ体験ができるのだ。必見は、ここでしか公開されない、グラミー賞授賞式の舞台裏の紹介。L.A.の旅にまたひとつ楽しみが増えたと言えそうだ。

 

Data

グラミーミュージアム

http://www.grammymuseum.org

Text:Takashi Kanazawa(YUBUNSHA)

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2009年7月 2日

Event

世界で大人気のカートイベント
「レッドブル・ボックスカートレース」、お台場に上陸!

エナジードリンク・ブランドのレッドブルが海外で開催している「レッドブル・ボックスカートレース」をご存知だろうか? 
ユニークな“自作”のボックスカートが坂道を駆け下り、時にクラッシュ、大破し、海外では何万人もの観衆を盛り上げるこのイベントが10月11日(日)、遂に日本で開催される。場所はお台場・夢の大橋。現在参加者を大募集中だ。
レースは、全長4m、全幅1.5m、全高2m以内のカートで、夢の大橋に設けられた全長約360mの坂道コースを駆け抜けるというもの。勝負はカートのオ リジナリティーと完成度とレースタイムに加え、スタート前に与えられる30秒のアピールタイムのパフォーマンスの、3つの基準で競われる。
既に自分だけの夢のカートが頭に思い浮かんだ貴方、まずはウェブからエントリーキットをゲット! 申し込みの締め切りは7月13日(月)だ。
参加申し込みは1チーム4人までのチーム制。優勝チームには、賞品として日本国内外問わず、レッドブルと一緒に企画した夢のアドベンチャー旅行(100万円相当)、または賞金100万円が贈られる。
出場されるファウスト会員の方は、ぜひわれわれ運営事務局までご一報を! その勇姿を取材させていただきます。

右写真:海外でのボックスカートレースの様子。カートは電力や外部エンジンの使用は禁止されており、スタート時にカートを押してのスタートダッシュ以外は、傾斜による重力のみが動力となるほか、様々な規定を満たすよう設計されていなくてはならない。

Data

レッドブル・ボックスカートレース事務局

TEL.0120-140-283
http://www.redbullboxcartrace.jp/

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