Vol.001
挑戦の先にたどりつく新境地
堀主知ロバート
株式会社サイバードホールディングス
代表取締役社長 兼 グループCEO
モバイルコンテンツの雄と呼ばれる男は、今「第3次インターネット革命」が起こっていると言い、新たなサービスが次々と頭に浮かんで夜も眠れない、と目を輝かせる。一転、オフタイムでは、自らレーシングドライバーとしてプロに混ざってサーキットを疾駆し、コンマ1秒のしのぎ合いにアドレナリンをたぎらせる。
経営者とレーサー。オン・オフのあまりの振れ幅の大きさに、同じ人物か ...[ 続きを読む ]
[2012/08/20]
Vol.004
アクアリウムという道を切り拓く
木村英智
アートアクアリスト/株式会社エイチアイディー・インターアクティカ代表取締役
8月17日から9月24日まで日本橋三井ホールで開催された、
「アートアクアリウム展2012&ナイトアクアリウム」。
およそ5000匹の金魚が、それぞれのテーマに基づく空間のなかで優雅な舞を披露した。
アートアクアリストの木村英智が作り上げるその世界観は、独創的でありながら直観的である。水槽内だけにとどまらない空間作りはメディアアートさながらの複合的な要素を兼ね備え ...[ 続きを読む ]
[2012/09/28]
Vol.007
冒険は社会貢献を担う時代へ
風間深志
冒険家
冒険心を忘れない、と口にするのは簡単だ。
しかし、仕事に追われる毎日を過ごしているうちに、少年時代に抱いた純粋な思いは置き去りにされがちだ。年齢を重ねても冒険心を持って生きる者に、日本の社会はどこか冷ややかな視線を向けたりもする。
風間深志は人生のすべてを冒険に捧げてきた。
彼が紡ぐ言葉には夢があり、希望があり、楽しさがあり、喜びがある。...[ 続きを読む ]
[2012/11/29]
Vol.010
社会と地球の荒波を乗り越え、
出会った世界
ローラ・デッカー
海洋冒険家
その少女は、両親が世界一周の航海をしている途中、船の上で生まれた――。まるで映画や小説のプロローグのようだが、これは概ね実話である。そうだとすれば、彼女が後に史上最年少にして世界一周の航海に挑むのも、当然の成り行き。冒険するために生まれてきた、というより、生まれたその瞬間から、彼女は冒険の世界に身を置いてきたのだから。海洋冒険家、ローラ・デッカー ...[ 続きを読む ]
[2012/12/26]
Vol.013
野球部と飲食業が
生み出す“人財”力
新田治郎
株式会社
ジェイグループホールディングス
代表取締役
熱い。とにかく熱い。新田が発する言葉は、どれもとびきりの熱を帯びている。それがまた、
心地好い響きを持って迫ってくるのだ。語り口はゆったりとしているが、芯に固いものが通っている。
類稀な先見性を持つ敏腕経営者にして、新進気鋭の社会人野球チームのオーナーでもある彼の人生は、どの角度
...[ 続きを読む ]
[2013/02/28]
Vol.002
Never Ending
―高級時計文化を一層の高みへ
パスカル・O・ラベスー
高級時計財団
デベロップメント・ディレクター
スイスにはFHHという財団の存在がある。FHHとは、FONDATION DE LA HAUTE HORLOGERIEのイニシャルで、日本語では「高級時計財団」となる。今回、その財団でデベロップメント・ディレクターを務めるパスカル・ラベスー氏が来日。時計業界関係者なら誰もが知る団体、FHHの非常に意欲的な活動を紹介してくれた。 ...[ 続きを読む ]
[2012/08/20]
Vol.005
誰よりも速く、
人生のその先を走り続ける
篠塚建次郎
ラリードライバー
日本人初のパリ・ダカール・ラリーで優勝を遂げるなど輝かしいラリー人生を送ってきたラリードライバー篠塚建次郎。22年連続で出場した同大会では常に優勝争いに食い込むトップドライバーとして世界の強豪チームと戦ってきた。政情不安などによりダカール・ラリーが中止となった2008年、篠塚はまた新たな挑戦を始めた。ソーラーカーである。還暦を過ぎた同年代の男たちはそろそろ ...[ 続きを読む ]
[2012/10/31]
Vol.008
日本の寄付の土壌を掘り起こす
佐藤大吾
一般財団法人
ジャスト・ギビング・ジャパン代表理事
我々日本人にとって、「寄付」という行為はある種の気恥ずかしさを伴うものかもしれない。
一般常識や法律にそむくわけでもなく、むしろ、人間として尊い行為であるにもかかわらず、
できることなら他者に知られたくない、という気持ちがどこかで働く。根ざしているからだろうか。
だからといって、日本人が他者に冷たいわけではない。名前を知ら
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[2012/11/29]
Vol.011
ソーシャルゲームの新機軸で
世界市場へ
池田宗多朗
株式会社サイバード執行役員
現在のモバイル業界のみならずゲーム業界をも席巻する存在となっている「スマートフォンのソーシャルゲーム」。その多くがフリーミアムにガチャを収益の柱に据えたビジネスモデルだが、そこに“バーコード”という独自の柱を加えた設計で挑み、一石を投じたiPhoneアプリがリリースされた。一ヶ月で約30万ダウンロードを記録した「バーコードフットボーラー」である。
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[2013/01/31]
Vol.014
世界有数の
ジェットチームが福島へ
ブライトリング・ジェットチーム
ジャパンツアープロジェクト
ブライトリング・ジェットチームが日本にやってくる――。ついに夢の実現である。
一流のジェット・エアロバティックスチームは世界にいくつかあるが、国や軍ではなく、一民間企業が保有するチームとなると、ブライトリング・ジェットチームをおいて他にない。
空を飛ぶことの魅力を熟知したブライトリングが、ショーを行うためだけに結成した極上のエンターテインメント集団。
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[2013/03/29]
Vol.003
世界中の頂上へ続く
“想像する登山”
竹内洋岳
登山家
世界の登山界にその名を残す日本人が、2012年5月26日に誕生した。
プロ登山家の竹内洋岳が、
日本人初となる8000m峰14座完全登頂に成功したのだ。
山を愛し、山を敬い、山に挑み、山とともに人生を歩んできた男は、
新たな地平を切り開いた。
「挑戦」、そして「冒険」にかけるその姿はまさに“ファウストな生き方”そのものだ。 ...[ 続きを読む ]
[2012/09/28]
Vol.006
未知の領域に
気負わない感性で挑む
高島郁夫
株式会社バルス代表取締役社長
日本社会に不透明感が漂流して久しい。
政治も経済も停滞から抜け出せず、社会全体が活力を失っている。
そんな中、日本を明るく照すように輝くリーダーがいる。
株式会社バルスの代表取締役社長を務める高島郁夫だ。
幅広い世代に高い支持を受けるFrancfranc(フランフラン)をはじめ、BALS TOKYO(バルストウキョウ)、WTW(ダブルティー)やJ-PERIOD(ジェイ-ピリオド)などの...[ 続きを読む ]
[2012/10/31]
Vol.009
企業の意識改革の伴走者
佐藤信也
株式会社イー・コミュニケーションズ
代表取締役
近年目まぐるしく変わる、企業を取り巻く社会環境。そんななか年々声高に必要性が叫ばれる、企業の経営理念やコンプライアンス意識の浸透。そういった、社会に求められる企業の人材価値を高める教育プログラムやソリューションを、インターネットで提供するのが、eラーニングの開拓者、イー・コミュニケーションズだ。代表の佐藤は
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[2012/12/26]
Vol.012
「THE FIRST」を目指し続ける
80歳のチャレンジャー
三浦雄一郎
プロスキーヤー/登山家
「三浦雄一郎」――数ある冒険家の中でも、その名が別格であることに異論を唱えるものはいないだろう。冒険家の中の冒険家、鉄人、超人、どんな称号も称するに足りるものはない。1964年のスキー直滑降・スピード世界記録に始まり、世界の数々の名峰を滑り降りたアドベンチャースキーヤーの第一人者として、世界に名を知らしめた。そして50年近くたった今も、誰も成しえなかった
...[ 続きを読む ]
[2013/01/31]