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“移動”せずに異国を巡るという贅沢
クリスタル・クルーズの魅力

米コンデナスト・トラベラー誌のアワードほか数多くの受賞歴を誇る、世界有数のラグジュアリークルーズとして知られる「クリスタル・クルーズ」。2013年は、全コースの60％をリニューアルし、季節ごとに異なる国や地域を巡る、ユニークかつバリューあるプランを多彩に展開中だ。クルーズでは、中型豪華客船「クリスタル・シンフォニー」「クリスタル・セレニティ」に乗って、大西洋、太平洋、アフリカ沿岸、ヨーロッパ、北米、南米と、まさに世界中をクルーズすることができる。今回は、その数あるルートの中から一例ではあるがお薦めのものを最後に紹介する。

クリスタルクルーズでは、ゲストが長期間にわたって滞在する客船にて、陸のホテルと肩を並べる快適な居住性と、ふんだんなエンターテインメントとカルチャー、そして極上のグルメを提供している。
まずゲストルームは、コンパクトながらエレガントなインテリアでまとめられ、快適なベッドでは、波による揺れやエンジン音も感じず上質な睡眠がとれる。また航海中は、豪奢なカジノでのスリリングなゲームや、毎日催されるシアターでのライブや映画、ダンスやピアノなどのスクールなど、密度の濃いライフスタイルが提供されている。やはり毎日の楽しみであるグルメでは、フレンチ、イタリアンを中心に、国際色豊かな料理を提供するレストランが揃う。NOBU監修の寿司バー&シルクロードが人気だ。

ゲストルームの一例。

カジノルーム。

シガーバー。

シアターやイベントホールが多数。　

国際色豊かなレストラン。NOBU監修の寿司バー&シルクロードも。

左・中写真：プール、スパも。右写真：船上ゆえに多くのゲストの気がかりは運動不足。各種マシーン完備のジムやゴルフレンジにはじまり、極めつけは船の外周を巡る一周数百メートルに及ぶデッキでのランニングなど、大海原に包まれた解放感極まる環境で、気持ちよく汗を流すことが可能。

そして、クリスタルクルーズのクライマックスと言える各寄港地では、その地その地の文化に触れる貴重で魅力的なエクスカーションが多数用意され、ゲストが迷うほどの充実度だ。
飛行機や列車といった「移動手段」を用いて異国を訪れるのではなく、目的地と目的地を“海上のホテル”にステイしながら直結させる。
「朝、目を覚ませば違う国にいる自分に気がつき、“ホテル”の外に降り立てば、昨日とは違う新たな世界が待っている」
ゲストをそんな夢のような感覚、経験へといざなうラグジュアリーな旅が「クリスタル・クルーズ」なのである。

おすすめルートをピックアップ

神戸からバンクーバーへ
「太平洋横断／アラスカ」クルーズ　

日程

4月12日：日本・神戸発／29日：カナダ・バンクーバー着

客船

クリスタル・シンフォニー

ルート

料金

5,300ドル／1名より

神戸からロシア・カムチャッカ半島のペトロパブロフスクを訪れ、ロシア極東文化や68もの活火山の自然に触れた後、2013年で同クルーズ唯一のアラスカ・クルーズを行い、４箇所に寄港する。

バルセロナからロンドンへ
「バルト海／北欧と地中海／南欧」クルーズ

日程

5月30日：スペイン・バルセロナ発／
6月8日：イギリス・ロンドン着

客船

クリスタル・セレニティ

ルート

料金

料金　3,940ドル／１名より

バルセロナからスタート。マラガ、カタルナにてスペイン文化に触れ、ジブラルタルにも寄港。フランスでは世界有数のワイン産地ボルドーに滞在しワインを堪能。

ニューヨークからレイキャビクへ「ニューイングランド地方／カナダ大西洋横断」

日程

5月23日：アメリカ・ニューヨーク発／
6月4日：アイスランド・レイキャビク着

客船

クリスタル・シンフォニー

ルート

料金

3,730ドルドル／1名より

ニューヨーク・マンハッタンからスタート。伝統的なニューイングランド地方の港（ロードアイランド州ニューポート、マサチューセッツ州ボストン、メイン州バー･ハーバー、ノバスコシア州ハリファックス、ニューファンドランド州セント･ジョンズ等）を訪問する。「ワイン＆フード」というエキスパートに習う無料の料理教室も。