HOME > SENSE > MACHINE > “世界最速のワンメイク・レース” ランボルギーニ ガヤルドが富士で開催! ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ

画像

“世界最速のワンメイク・レース”
ランボルギーニ ガヤルドが富士で開催!
ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ

From Faust A.G. Channel on [YouTube]

18台ものレース専用に設計されたランボルギーニ・スーパートロフェオ・レースカーが疾駆する!
★【YouTube:FaustA.G.チャンネル】でもご覧いただけます(スマートフォンの方 はこちらがオススメ)

7月14日、15日の両日、静岡県富士市にある富士スピードウェイにて、イタリアのスーパー・スポーツカー「ランボルギーニ」と、高級時計ブランド「ブランパン」が開催する「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ」第2戦が開催された。
ブランパンは冠スポンサーとしてシリーズ全戦をサポート。プレスルームには新作ブースが展示され、前日の新作発表会に続いて、このイベントを大いに盛り上げていた。富士スピードウェイはいわずもがな、かつてF1も開催された、モーター・スポーツファンおなじみの伝統あるレース会場。ホームストレートが非常に長い高速サーキットであり、コーナーのアップダウンは繊細なテクニックが要求される。そこに、アジア各国から集まった18チームのランボルギーニ・ガヤルド・スーパートロフェオ・レースカーが、50分間の2回のレースの中でそれぞれ順位を競い、会場に独特のエグゾースト・サウンドを鳴り響かせた。

雨中の富士スピードウェイは非常にコントロールの難しいコンディション。
レース会場に鳴り響くランボルギーニの咆哮。見るものを熱くする。
コーナーにはアップダウンがある富士スピードウェイは繊細な技術が必要。

雨、霧の中のレースとなった初日
日本チームの寺島/安岡組が2位に

ドライとウェットが切り替わるタイヤセレクトの難しいレース展開に。
レース参加車両は同一のピットが提供されている。その姿は壮観だ。

小雨の降りしきる14日。第1レースは、路面がウェットで非常にタフなコンディションとなった。
参加車18チーム中の半数を中国のチームが占めた本大会。その他、日本、香港、台湾、マレーシア、タイ、シンガポールなどのアジア各国からチームが参加しているため、プレスルームはアジアの各国から来日した記者で占められ、各国での本シリーズの高い人気を現していた。
ヨーロッパではすでに4年目を迎えたランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ選手権。2012年から、このアジアシリーズが開催され、5月にマレーシアのセパン・サーキットでシリーズ初戦が開催されている。同シリーズは、基本はアマチュアドライバー向けで、個人または2名のドライバーによるチームで参戦するレース。参戦が許されるマシンは、同レース専用に設計されたランボルギーニ・スーパートロフェオ・レースカーのみ。世界最速のワンメイク・レースのひとつとして世界的にも評価を高めている。
ドライバーには、ピュア・アマチュア(完全なアマチュア)とプロ/アマ(セミプロフェッショナル)のふたつのカテゴリーがあり、今回は日本から計2チームが参戦し、表彰台への期待がかけられていた。
そんな中、初日はさらにコンディションが悪化し、雨に加えて、霧で視界がさえぎられる状況に。
第1レースは序盤、トップを独走していた中国チームのLiu(37番)がスリップで最後尾まで順位を落とすものの、次々と先行車を抜き去りわずか4周で二番手に付ける。セカンドドライバーのRizzo(37番)がトップの座を奪うとそのまま首位でフィニッシュラインを通過した。地元チームの寺島/安岡組(10番)が2位で続き、目標である表彰台を獲得。そして中国のChen / Bo 組(3番)が3位という結果となった。
翌日、日曜日の第2レースは、天候がやや回復し、ときおり雲間から晴れ間も見えるコンディションに。ただ午前中の降雨により、前日よりもさらにレース展開の予測が難しい状況となった。この難しいコンディションの中で実力を発揮したのは、やはりプロ/アマ・チームであった。マレーシアのRamli (9番)がシリーズ初のレースリーダーとなり、数周の間、その背後にLiu / Rizzo 組(37番)が僅差で続くというレース展開となる。しかし、優勝候補最有力で第1レースの勝者でもあるLiu / Rizzo 組が、最終的にRamli (9番)に5秒差をつけて連勝を飾った。
またピュア・アマチュアのカテゴリーにおいては石川(12番)が優勝することになり、二日間それぞれのレースにおいて、日本人ドライバーがめざましい活躍を示した。

一位、三位を中国チームが占め、二位には日本の寺島/安岡組が大健闘。
日本チームにはレースクイーンの応援も。
第一レースに準優勝を決めたのは寺島/安岡組(10番)。
ピュア・アマチュアのカテゴリーにおいて優勝した石川氏(12番)。

なお2012年ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ第3戦は、8月18日~19日に中国オルドス国際サーキットにて開催される。

RESULT

Race 1

 1. Liu / Rizzo (#37), China
 2. Terashima / Yasuoka (#10), Japan
 3. Chen / Yuan (#3), China
 4. Chou / Chen (#24), Thailand
 5. Garbagnati / Indrasasana (#6), Indonesia

Race 2

 1. Liu / Rizzo (#37), China
 2. Ramli (#9), Malaysia
 3. Charlz (#99), Singapore
 4. Wiser / Zheng (#66), China
 5. Ishikawa (#12), Japan

Data

2012 年ランボルギーニ・ブランパン
スーパートロフェオ アジア チャレンジ マッチ日程


第1戦: 5月26日-27日 セパン(マレーシア)
第2戦: 7月14日-15日 富士(日本)
第3戦: 8月18日-19日 オルドス(中国)
第4戦: 9月22日-23日 広州(中国)
第5戦: 10月6日-7日 パンベイ(台湾)
第6戦: 11月10日-11日 上海(中国)

ランボルギーニ公式サイト

http://www.lamborghini.com

Back Number

MACHINE

このカテゴリーのインデックス

Page Top


  • Mail News
  • 画像クリックでイメージムービーがSTART

  • 冒険のクロニクル  Presented by BREITLING
  • Award Archive
  • ファウスト魂