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忍法ムササビの術!?
超スリル飛行を実現する「ウィングスーツ」

これまで皆様のFaust魂に火をつける、エキサイティングかつ過酷な冒険やチャレンジを多数ご紹介してきました。しかし今回取り上げるのは、これまでで最も危険で、命を落としかねないチャレンジと言えるでしょう。心してお読みください!

Matter Clothing社が販売するウイングスーツ「MTR3 WINGSUIT」。ネット販売もしており、一着950ユーロ(約115万円。

その主役は、 “ウイングスーツ”と呼ばれる、体全体を翼のようにできる特殊なスーツ。これを着るだけで、なんと空を飛ぶことができるというのです。かつて忍者が「ムサ サビの術」を使い、高所から空を舞い降りたというのが真実だったとしたら、彼らはきっとこのスーツに度肝を抜かれるに違いありません。これはまさにムササ ビの術ではないか! と。

しかしこれは、“ベースジャンプ”と呼ばれる非常に危険なエクストリームスポーツのために開発されたアイテム。スカイダイビングのように飛行機上からでは なく、崖や渓谷、ビルなど地上の高い場所から飛び降りるというもの。時速約100kmの速さで、断崖などの障害物とスレスレの状態で飛ぶためにそれらと衝 突したり、着陸直前10秒〜15秒前にパラシュート開くなど、エクストリームスポーツの中でも、命を落とすリスクと隣り合わせの特に危険なものとして知ら れています。

実はこの“ウイングスーツ”は、1930年代からすでに欧米で研究開発され、やはりというべきか、その過程で多くの死者と犠牲者を出してきた模様……。飛 行機にしろ、フグにしろ、命を賭して未開の分野を開拓した先達たちの存在と、尊い犠牲とを知る度に、われわれはただただ脱帽するしかありません。
そして現在、注目を浴びているのがスペインに本拠地を持つマター・クロージング(Matter Clothing)社。スイス人のベテランスカイダイバー、セドリック・デュモン氏が2001年に設立し、ウイングスーツの製造・販売とベースジャンプの 発展に尽力しています。スーツがムササビ型をしているのは、飛行時の空気抵抗やスピードを追及し、かつストレスを軽減した結果、辿り着いた“ひとつの究極 の形”なのです。8種類のカラーからチョイスすることができ、ファッション面でも楽しむことができる優れもの。

スリル満点という言葉では物足りないほど危険度が高いアクティビティ、「ウイングスーツ・ベースジャンプ」を体験してみたい方は、Faust A.G.運営運営局にご一報を。マター・クロージング社にコンタクトいたします! ただし、怪我や命を落とす危険性がありますので、勇気と覚悟のある方の みどうぞ。

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