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東北へ向かって羽ばたけ!
銀座のクリスマスを彩る「希望の翼」



トップ写真のオブジェは、左から「幸福」「愛」「絆」「力」「夢」。
©VELVETA DESIGN

左:オブジェのデザインを手掛けたベルべッタ・デザイン代表の長谷川喜美さん。

東日本大震災の発生から8ヶ月が過ぎ、震災後初めてのクリスマスを我々はどんな思いで迎えるべきなのだろうか。
全銀座会と銀座通連合会、ギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(GILC)が、復興への願いを込めた「GINZA ILLUMINATION〜希望の翼」を展開中だ。「幸福」「愛」「絆」「力」「夢」「未来」という6つのキーワードをもとにデザインされた翼のオブジェ計35体が現在、銀座通り1丁目から8丁目までと晴海通りの数寄屋橋から銀座4丁目までの約1.2kmの銀座の街並を美しい煌めきで照らしている。

オブジェの中心には、「みんなが笑顔になる未来」をテーマに気仙沼市立大谷小学校と陸前高田市立高田小学校の児童が描いた絵が光の玉として配され、3.5mもの翼のオブジェに命を吹き込んでいる。子どもたちはその小さな手で、希望に満ちあふれた明るい未来像を力強く、優しく描いた。煌めく翼、そして子どもたちによる目映いばかりに輝く未来予想図という、美しい「光」のコラボレーションが、せわしない空気漂う年末の街行く人々の心を温めてくれることだろう。

オブジェのデザインを手掛けたのは、次世代を担う女性クリエイターのひとりである、長谷川喜美氏。近年では記念すべき表参道イルミネーション復活のデザインのほか、プロダクトやイベント、グラフィックデザインなど多岐に渡る活躍をみせている。
また同オブジェはLED照明を使用しており、さらに11月から銀座通連合会による呼びかけで会員の事務所等の電気の使用量の省エネ5%削減を目指している。翼のLEDカラーは、気品のあるブリリアントカラーを採用。オブジェ部分は柔らかみのあるイエローからディープブルー、ピュアホワイトへと美しいグラデーションを魅せてくれる。

GILCは、銀座通り、晴海通りにショップを構えるラグジュアリーブランド13社で組織されており、代表のジョルジオ アルマーニ ジャパンほか、ブルガリ ジャパン、リシュモン ジャパン、シャネルなどが名を連ね、「国際的で文化性の高い銀座」を世界に発信することを目的としている。
意外にも銀座でこのような本格的なイルミネーションが展開されるのは初のこと。この冬、復興の願いを「希望の翼」に託した銀座の灯りが、多くの人の心に燈ることを願う。

 

 

Data

GINZA ILLUMINATION〜希望の翼
開催期間:2011年11月25日(金) ~ 12月25日(日)15:00~24:00(予定)
開催場所:銀座通り(中央通り)1丁目から8丁目および晴海通りの数寄屋橋から銀座4丁目交差点付近
http://www.ginza-kibou.jp/

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