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Faust A.G. Awards 2014
地球最高の冒険者〈ファウスト〉たちを讃えよ!

地球上で最も活躍した冒険家、挑戦者、社会貢献活動を表彰するサイバードグループ・プレゼンツ「ファウストA.G.アワード」。2014年12月17日、第6回目となる授賞式および記者発表が、特別協賛社である株式会社サイバードの本社(代官山)1階、Theatre CYBIRD(シアターサイバード)にて執り行われた。人類に夢と希望とロマンを与える“ファウストな”人物および団体を独自の観点で讃えるこの授賞式に、テレビ、新聞、雑誌、WEBなど各メディアから多くの報道陣が出席。各界の勇者が表彰され、受賞の声が述べられる度に、会場は功績を讃える拍手で包まれた。

「ファウストA.G.アワード2014」受賞者はこちらの方々です!

トップ写真:左から特別審査委員の片山右京さん、挑戦者賞の「日本山岳会学生部女子 ムスタン登山隊 2014」の長谷川恵理さん、冒険家賞の八幡暁さん、社会貢献活動賞の大木ハカセさん、ADVENTURE KING賞の小橋賢児さん、ファウスト・オブ・ザ・イヤーの「ソーラーインパルス」はベルトラン・ピカールさん、アンドレ・ボルシュベルグさんに代わり、代理で授賞式にご登壇頂いたスイス大使館のキャロライン・バウマンさん、特別協賛社の株式会社サイバード代表取締役社長 兼 グループCEOの堀主知ロバートさん。

ソーラーインパルスの活動は単に世界記録への挑戦ではない。根底には化石燃料の使用による地球環境の悪化に警鐘を鳴らし、太陽光など再生可能エネルギー及びクリーンテクノロジーへの代替を啓蒙することを目的としている。クリーンテクノロジーの実現性を証明する為に、化石燃料を一切使わず、無給油ソーラープレーンによる飛行活動を行っている。ソーラーインパルス社の創業者であり会長のベルトラン・ピカールとソーラーインパルス社CEOのアンドレ・ボルシュベルグは自らも操縦桿を握っている。経営者兼パイロットのふたりとチームは、2013年に無給油ソーラープレーンによるアメリカ大陸横断「Across America 2013」を成功させ、いよいよ2015年3月、UAE・アブダビを出発し、中国、アメリカ、西ヨーロッパ、北アフリカを経由してアブダビに帰港するという無給油ソーラープレーンによる世界一周を実施する予定である。

 

 

海洋冒険家の八幡暁氏は、2011年に魚類生態学が専門の高知大の山岡耕作名誉教授、森と海の連環学の研究で知られる京都大の田中克名誉教授らと共に、衰退する漁村で生きる人々の話に耳を傾け、日本人の原点といえる人と海のつながりに焦点を当て、複雑化する社会問題、環境問題の要因や解決策を模索することを狙いとした『海遍路』(うみへんろ)プロジェクトを立ち上げた。3年かけてシーカヤックで四国を一周し、本年5月には「海遍路・東北」を実施し、宮城県沿岸を巡った。
2002年から活動している「海と共に暮らす人々は、どのように生きているのか」をテーマにした、オーストラリアから日本までの多島海域を舞台にした1万キロに及ぶ人力航海の旅『グレートシーマンプロジェクト』と並行して、人類学的観点から冒険を続けている。

 

現地時間2014年9月29日。学生を中心に編成された女子登山隊がムスタン山群の未踏峰、マンセイル峰(6,242m)の初登頂に成功した。メンバーは、隊長の井上由樹子(武蔵野大4年)、長谷川恵理(創価大4年)、中村眞理子(筑波大4年)、三島夏帆(弘前大3年)の大学生4名と、顧問として同行した谷口けい(アルパインクライマー/ファウストA.G.アワード2012冒険家賞受賞)の5名。
途中、三島は原因不明の感染症に見舞われ、途中離脱を余儀なくされたが、残る4名によって未踏峰登頂は成し遂げられた。政治的理由で入域が制限されるムスタンの地は、情報が少ないばかりか、雪、氷、岩のギアをすべて使い分けるなど、高い技術を駆使しなければ登れない難所でもあった。世界屈指の技術を持つ谷口けいのアドバイスを受けながらも、見事に未踏峰の難所を登攀した。

 

アウトドアの技術で生き抜くチカラを世に啓蒙しているアウトドアマン・大木ハカセ氏と、自転車で世界を旅するサイクリスト・西川昌徳氏の二人は、「冒険で教育を変える!」ことをコンセプトに掲げ、『ちきゅうの教科書』プロジェクトを発足。日本の未来を担う子供たちの“学習意欲”の変革をもたらすべく、教育現場に「冒険、探検」のプロフェッショナルたちを講師として送り、継続的な授業を実施する活動を開始した。きっかけは、福島の小学校で非常勤講師として教鞭をふるう西川氏の活動。
西川氏は、2012年から総合学習授業のひとつとして、訪れる世界各地の学校やその地域に住まう人々との交流を、スカイプを活用し、福島の教室と世界とをつなぎ授業を行なってきた。自ら学び、自ら発言する子供たちが増えたことを実感し、大木氏とともに『ちきゅうの教科書』を教育委員会に提案。2015年には都内にてモデル校が設置される予定。

 

「ADVENTURE KING賞」は、本年度創設されたニュープライズ。“冒険”をテーマにしたフリーマガジン『ADVENTURE KING』は、2013年の創刊以来、“常に人生に挑戦し続ける人”をピックアップしインタビュー記事を掲載してきた。
本賞の初受賞者となる小橋氏は、芸能界において役者、タレントとして成功を収めるも、自分の生き方に疑問を抱き、自らが求める人生の目的や仕事の在り方を見つめ直すため、2007年に芸能界を引退。その後、己の可能性を広げる旅へと出発し、世界を巡って様々な文化に触れ、影響を受け、新たなる生き方を見いだすことに。現在は、映画監督、イベントプロデューサーとして活躍し、本年10月には、毎年3月にアメリカ・マイアミで開催されている世界最大級の音楽フェスティバル「ULTRA」の日本初上陸に際し、『ULTRA JAPAN』のクリエイティブディレクターとして関わり、大盛況を収めた。

 

 

Data

サイバードグループ・プレゼンツ
ファウストA.G.アワード2014授賞式

日時:2014年12月17日(水)
会場:Theatre CYBIRD

 

協賛:
リヤドロジャパン株式会社

協力:
モンブラン(リシュモン・ジャパン)
タリスカー(MHDモエヘネシーディアジオ)  
デンハム

特別協力:
ブライトリング・ジャパン株式会社

 

 

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