都会からわずか30分!大自然広がるラマ島で、海の幸に舌鼓。
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■Lamma Islandラマ島
■Rainbow Restaurant(天虹海鮮酒家) レインボーレストラン
香港と言えば金融、ショッピング、グルメの街。でもそれは香港島のこと。香港全域は、実は200以上の自然に囲まれた小さな島からなり、3番目に大きな島が今回ご紹介するラマ島です。
香港島のビジネス街「セントラル」から、フェリーで片道300円程(曜日により異なる)。約30分で、のどかなラマ島に到着します。人口8千人ほどのこの島の交通手段は徒歩か自転車のみで、3階建て以上の建築物建造は禁止。トラムや2階建てバスが激しく行き交う都会の香港島とは、全く違う景色を楽しむことができます。
フェリーで島の北西部にある榕樹湾(Yung Shue Wan)に到着したら、中東部の索罟湾(Sok Kwu Wan)までは、ハイキングコースを歩くのがお勧め。1時間程度の道のりをゆっくり歩きながら深呼吸すれば、都会にいる日常とは切り離された空間が、大切なこととは何か?を呼び起こしてくれることでしょう。また、途中でビーチに寄り道するのもOK。軽くシャワーを浴び、お腹がなるころ島のふもとまで降りると、海鮮料理の店が連なる漁村・索罟湾が待っています。
「天虹海鮮酒家(レンボーレストラン)」は、香港で3本指に入る海鮮料理店で、非常に人気があります。水槽から好きな新鮮なシーフードをチョイスして、ガーリックソースやバターソースでオーダー。思い思いに楽しむ様々な国籍の人で埋まったオープンデッキは、おしゃれとはいえないつくりですが、沈みゆくオレンジの夕日と一緒にゆっくり時間を過ごせば、贅沢さの意味を再構築できます。シンプルながら、他ではなかなか味わえないシーフードと一緒にキンと冷えたビールがこんなにも美味しいと感じるのは、ここまで自分で歩いて来たから。至福の時間を過ごすことができます。
「天虹海鮮酒家」の特典は、無料フェリーがあること。ほろ酔い気分で風に吹かれていると、瞬く間に香港島のフェリーターミナルに到着。いつもの都会の顔がそこにあります。
大都会と自然が共存する街、香港。週末にちょっとラマ島に行って気軽に息抜きできるなんて最高の贅沢であり、ラマ島でのひと時は、夢のようです。
<香港・小野寺 慶>
■16-20, 23-24, First St. Sok Kwu Wan, Lamma Island, Hong Kong
■Tel. +853-2982-8100
■http://www.rainbowrest.com.hk/english/intro/default.asp
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