未来のタイムピースを予感させる
タッチスクリーンのハイエンドモデル
未来のタイムピースを予感させる
タッチスクリーンのハイエンドモデル
毎年、多種多様なニューモデルが生まれる腕時計業界にあって、ヨルグ・イゼッグ氏デザインのタッチスクリーン式HD3「スライド」は、いまもっとも注目される腕時計のひとつです。かつては付加価値の高いモデルと言えば機械式の多機能なコンプリケーション・ウォッチ(複雑時計)でした。しかし、ここに紹介する「スライド」は機械式ではなく、電気の動力を使った画期的なタイムピース。と言っても単なる液晶画面ではありません。鮮明な高画像と指先でタッチしながらのスライド操作で、さまざまな表示を巧みに導き出してくれる時代を先取りしたようなハイテクな腕時計なのです。
例えば、文字盤にあたるスクリーン上には、機械式時計の歯車が緻密に動く様子が映し出されます。それは「バーチャル・メカニカル」という、既存にない表示機能で画面を指先でスライドさせると、写真などのいろいろな機能=アプリケーションが次々と現れ、しかも実際のパソコンとの接続も可能。
今までの腕時計とは、時刻、月、日、曜日や、ストップウォッチで「時間」を制御する機能があり、表示でした。また、月の満ち欠けの表示でも分かるように、これまでの腕時計は時間の経過がメインに考えられてきました。
今回のHD3「スライド」はその考え方を根本から打ち破り、既成の多機能で複雑な時計の基準を、まったく変えてしまったと言えそうです。
デザイナーのヨルグ・イゼッグ氏は「つねに高度な技術を要求する情熱的なお客様に向けて『スライド』をデザインしました。これからも時計の本質を維持しつつ、新しいコンセプトで表現をしていきたい」と語っています。
きっと「スライド」を見れば、誰もがウォッチメイキングの新時代を感じずにはいられないでしょう。それほど革新的であり挑戦心にあふれた腕時計だと言えます。
新時代を予感させる革新的タイムピースをムービーで!
★【YouTube:FaustA.G.チャンネル】でもご覧いただけます(スマートフォンの方 はこちらがオススメ)
角型の時計ケースの文字盤がスクリーンとなり、各種映像が表示できる。基本的な時計の映像は緻密な歯車などが動き、横一線に何時何分のアラビア数字で表示される。ケース径が57.84×47.71×7.32mm。バッテリーは3.8Vリチウム。(ケース素材により価格は各種)
Text:Masaki Ii
2011/10/20
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