欧州の過酷なヨットレース水準!
本格スペックが冒険心をかき立てる
欧州の過酷なヨットレース水準!
本格スペックが冒険心をかき立てる
ビスポークなどオーダーメイドの慣習を持つフォーマルウェアの世界は限りなく広いですが、カジュアルの世界も負けてはいません。タウンウエアはもちろんのこと、スポーツウェアも競技の数だけアイテムが存在するのです。
そこでキャッチアップしたいのが、ヨットレースから生まれたセイルレーシングのプロスペック(プロフェッショナル・スペシフィケーションズ)なプロダクツ!
左:セイルレーシングは、1977年7月7日にセイルスポーツがメッカであるスウェーデン第二の都市ヨーテボリにて、セイルスポーツをこよなく愛する仲間達によって設立された。
右:2005年、世界的なヨットレースで名を馳せるスウェーデン出身のMalin MillbournとMagnus Holmbergの両名がセイルレーシングのテストチームに参加。このテストチームが地元から国際的な大会までセイルレーシングというブランドの名を人々に印象づけるとともに、新たなコレクション Code-Zero の開発に貢献した。
ヨットレースといえば、ご存知われらが白石康次郎氏(インタビューはコチラ)など冒険家たちがこよなく愛する壮大なスポーツ。その過酷なレースは機能性の高いギアを生み出す絶好の開発機会ともいえるでしょう。自動車の世界でも「サーキットは最高の実験室」と称されるくらい、プロが腕を競う競技には“開発者”にとって様々なヒントが隠されているのです。
さて、そのセイルレーシングですが、このブランドはこれまでボルボ・オーシャンズレースのスウェーデンチーム(舟艇名:ASSA ABLOY)やアメリカズ・カップのスウェーデンチーム(舟艇名:Victory Challenge)といった名だたるヨットレースで、公式サプライヤーを務めてきた名門。ヨットを熟知したスタッフが、機能的なセーリングギアを次々開発してきた歴史を持っています。その名のとおり、ヨットレースをこよなく愛する仲間たちによって1977年に誕生したセイルレーシングは、まさにアメリカズ・カップに出場するスウェーデン人クルーのためのウエアづくりからすべてが始まったそう。その意味からもGore-Tex社との共同開発は自然の成り行きといえるでしょう。
そして、ただそれだけで済まないのがこのブランドのウリであり、キャッチアップしたいポイント。というのも、彼らはプロスペックなアイテムに早くからファッション性を取り入れてきたのです。その代表的なひとつにインダストリアルデザイナーPeter Ejvinssonとのコラボレーションで生まれたフローターベストというのがあります。一見ダウンベストのように見える商品ですが、防水・撥水・防寒・強度などライフジャケットとしての機能を十分備えているのです。
ということで、ファウストな皆さんのために、セイルレーシングの春夏コレクションからウエアとバッグをピックアップしてみました。暖かくなってきたいま、“週末冒険”用のマリングッズとしてはもちろん、タウンアイテムとしてもぜひご活用あれ。
セイルレーシング
http://www.sailracing.jp/
問い合わせ先:
日本総輸入代理店 有限会社フルマークス オーシャン事業部
E-mail: info@sailracing.jp TEL.045-470-7925
Text:Tatsuya Kushima
2010/04/22
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