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ルイ・ヴィトン表参道ビルに新たなアートスペース
「エスパス ルイ・ヴィトン東京」がオープン!

パリのシャンゼリゼ通り沿いにあるメゾン ルイ・ヴィトンの7階に、「Espace Culturel Louis Vuitton」がオープンしたのは、5年前の2006年1月。以来、フランスの新進アーティストからジェームス・タレル、ジョゼフ・コスース、スボドゥ・グプタといったそうそうたる顔ぶれまでもが、ここを拠点に新作を次々と発表。いまや「Espace Culturel Louis Vuitton」と言えば、フランスが誇る代表的なアートスペースのひとつに数えられるのはアート通であれば、誰もがご存知のはず。

photo:©Sebastian Mayer
「エスパス ルイ・ヴィトン東京」の展示スペースは、天井高8.45m、面積193㎡の空間。まるで空に浮かぶガラス張りの異空間にいる感覚を与える。

そして、今回オープン5年目という節目にあたり、ルイ・ヴィトンは表参道に新たなアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」を1月15日にオープンしました。目的はパリ同様に、単にコンテポラリーアートの展示というだけではなく、期待の新鋭から名だたるアーティストまで、また個展からグループ展まで、既成の枠にとらわれないアートスペースを提供していくこと。とくに日本のアーティストが、独自の作品を発表できる機会を得られるようサポートしていくことも、「エスパス ルイ・ヴィトン東京」の重要な目的のひとつに挙げられています。
パリでは、年に3回、コンテンポラリーアートのエキシビション展を行い、定期的に朗読会、トークセッションなどの関連イベントも開催しています。なかでも『アート・オブ・トラベル』をテーマにした展覧会では、通算15回開催し、累計20万人を超える来場者を記録しました。こうしたルイ・ヴィトンが築き上げてきた、“アートとの親密な関係”が、今後、「エスパス ルイ・ヴィトン東京」でどのように受け継がれ、また発信されていくのか、楽しみでもあり、じっくり見守っていきたいところ。ルイ・ヴィトン マルティエ代表取締役会長兼CEOのイヴ・カルセル氏も、今回のオープンにあたり、期待を次にように語っています。
「アートとラグジュアリーは、情熱と創造を重んじるという共通点をベースにして、関わり合い交流を深め、異なるふたつの世界に従来存在する壁を打ち破ってきました。今回、『エスパス ルイ・ヴィトン東京』を、世界でも多くの人に知られている通りのひとつであり、ルイ・ヴィトンが’02年より店舗を構えている表参道に誕生させることができて、とてもうれしく思います。東京はダイナミックな創造性を持つ都市です。したがって、’06年のパリに続き、もうひとつのエスパス ルイ・ヴィトンを東京にオープンすることは、私たちにとって当然と言える選択でした。私たちの創造への情熱を、東京のみならず日本全国の方々と分かち合えることを願っています」

photo:©Keibun Miyamoto

「エスパス ルイ・ヴィトン東京」初の
エキシビション開催中
グザヴィエ・ヴェイヤン『FREE FALL』
会期:2011年1月15日〜5月8日

「都会の現実(urban reality)」を主体としたインスタレーションで知られるグザヴィエ・ヴェイヤン。2009年、ヴェルサイユ宮殿でのエキシビションにおいて世界的な評価を獲得。今回の展示作品「Free Fall」は、ルイ・ヴィトン表参道ビルの7階にある、まるで地上と天上とを結ぶ空間の中に浮遊するような「エスパス ルイ・ヴィトン東京」からインスピレーションを得て制作されたという。

Data

エスパス ルイ・ヴィトン東京
東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
Tel. 03-5766-1088
開館時間:12:00〜20:00
休館日:不定休

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