Solar Impulse ProjectTeam
ベルトラン・ピカール Bertrand Piccard (右)
1958年スイス・ローザンヌ生まれ。祖父は気球飛行家で深海探検家のオーギュスト・ピカール、父は海洋探検家のジャック・ピカール。幼い頃より冒険に親しみ、85年にはハンググライダーでヨーロッパチャンピオン、99年には世界初となる気球での無着陸世界一周飛行を成功させた。2003年、太陽エネルギー飛行機による世界一周を目指す「ソーラーインパルスプロジェクト」を開始する。それらの功績により、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌールや、オリンピック勲章を授与されているほか、社会活動にも力を注いでいる。
アンドレ・ボルシュベルグ André Borschberg (左)
スイス・チューリッヒ生まれ。スイス連邦工科大学ローザンヌ校機械工学部、ならびにマサチューセッツ工科大学経営学部卒業。スイス陸軍航空学校でパイロット訓練を受けたのち、戦闘機の操縦に約20年携わる。その一方、マッキンゼーで経営コンサルタントとして5年間勤務した経験があり、そのうち1年間は東京で生活を送ったことも。2003年に「ソーラーインパルスプロジェクト」に参加し、現在はパイロット兼ソーラーインパルス社CEOとしてチームを統括している。